【まなぶ】「壁土つくり&壁落とし」

2月から始まった壁土づくり。足が抜けなくなるほどの泥に魅了され、寒さをものともせず、泥プールに裸足でダイブする人が続出!
そんな賑やかな泥プールでしたが、3月は人の手が入らず、気がつけばカチカチの土に…

今回はWSではなく、「泥の再生作業」
頑固に固まった土をプールの底から、水を足しながら、ひたすら耕す、耕す、耕す…
「井戸の水使いたいけど…間に合わへんわ…」との小学生のつぶやき…

「泥の再生作業」日和とは言え、たいへんな作業となりました。皆さんの力で、再び柔らかい泥プールがよみがえりました。ありがとうございました!
土が発酵して壁土になるまでは、10日ごとの「泥耕し作業」が続きます。

古民家内では、「土壁落とし」作業も進行中。
バールやゴルフクラブ、金槌など、自分スタイルの道具を持ち寄って、それぞれが工夫した方法で壁を落としています。

落とした壁土は、大きな石を取り除きながらほぐし、土壁再生プールへと運びます。さらに発酵を促すため、藁を細かく切って混ぜ込みます。自然の力のありがたさに思いを巡らせながら、里山の暮らしの中で役目を終えた藁が、こうして新たな役割を担っていく―その自然の循環から学ぶことは多くあります。との自然の循環に学びは多いです。

ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。(YN)