【まなぶ】中学生が作業してくれました。

箕面こどもの森学園中学部の皆さんが、古民家に来てくれました。2023年から定期的に通ってくれていて、ゆっくりゆっくりのペースではありますが、一緒に「居場所づくり」を進めています。

「住教育」というと少し堅く聞こえますが、鳥が巣をつくるように、自分たちの手で居場所を整えていくという経験は、工場で家がつくられる今の時代にはとても貴重だなと感じています。

里山に子どもたちの声が響くと、自然と近所の人たちが集まってくる…。左官や土づくりの技、知識が集まり、野菜や花が持ち寄られ、こどもたちを真ん中に村が賑わっていく…この過程そのものを大切にしながら、この地域で、みんなの「居場所」をつくっていきたいと考えています。

さて、本日の作業の提案は、土壁落とし、土壁づくり、柱ふきでした。これ以外にも、自ら草刈りや軍手洗いなど、作業を見つけて取り組んでくれる人もいました。

それぞれが真剣に作業に向き合い、友だちとコミュニケーションを取りながら手を貸し合い、共感し合う姿から、日頃の様子が垣間見え、とても癒されました。 

自分のやりたいことを選び、自然に人を大切にしている姿に、あたたかい気持ちになりました。皆さん、お疲れさまでした。(YN)