[まなぶ]壁はがし&竹伐採

2月に入り、極寒の中での作業かと思いきや、まるで春のような陽気。作業が始まると、「暑い~!着すぎた~!」と上着を脱ぐ人が続出していました。
これまでの作業場の整備が完了し、いよいよ本格的な改修作業が、大工職人を中心にスタート!
【土壁の剥がし作業】
ヘラやバールを使い、慎重に剥がして再利用します。でも、漆喰は再利用できず…土壁の上に塗られた漆喰をまず取ってから、土壁を落としていきます。

 【土壁の再生】
藁が混じった土壁は、水を加えて練り、発酵させることで再利用する。
漆喰は残念ながら再利用できないとのこと…。試しに、剥がした漆喰と土壁に水を入れてみると、漆喰は変化なし。一方、土はぐんぐん水を吸収し、100年前の土がまた新たな土壁へと生まれ変わっていくことを確認しました。
でも‼本当に再生できない?漆喰を粉にしたら?と、小学生の実験も始まっていました。さて、結果は如何に⁈

 【土壁再生用プール出現】
剥がした土壁を専用プールに入れ、井戸水を投入しながら土をコネていきました。結構ハードな作業です。

 土はぐんぐん水を吸収し、100年前の土がまた新たな土壁へと生まれ変わっていくことを確認しました。
手を動かしながら、土の循環の素晴らしさを実感し、この古民家改修をDIYで行うことの大きな意味を改めて感じています。(ゆきこ)