令和6年度、ピースチェアの活動に対し、「能勢・豊能まちづくり」より 51,920円のご寄付をいただきました。
「能勢・豊能まちづくり」は、地域新電力として小売電気事業を展開するとともに、地域内売上の2%を地域団体へ寄付・応援されている団体です。今回、ピースチェアの取り組みに共感いただき、応援先のひとつとしてご支援くださいました。
参考:「応援できる活動 | 能勢・豊能まちづくり
このご寄付により、改修工事に必要なヘルメットと大和漆喰を購入させていただきました。


壁修復のプロセスと学び
2023年11月から始まった古民家の壁修復作業。最初の工程は、中学生による「聚楽壁はがし」でした。
コテで埃まみれになりながら壁を削っていく作業…。しかし、ゼラチンを使って優しく壁を剥がしていく工程に変わると、「なんだか楽しい!」という声があがりました。
そして、2024年6月からは、左官職人のプロの指導のもと、漆喰塗りがスタート。「プロの技は、簡単そうに見えるほどすごい」そんな言葉通り、参加者たちは、思うようにいかないコテさばきに苦戦しながらも、プロの技に憧れながら一人ひとりが自分の壁と向き合っていきました。
凸凹の壁の中には、それぞれの葛藤と挑戦のドラマが刻まれています。


安全と整備の大切さ
作業現場では、プロの職人さんからこんな言葉をいただきました。「作業のうち、10のうち4は片付けと整備。それが安全につながる」その言葉を胸に、参加者は安全をしっかり確保しながら、丁寧に作業を進めています。
ご寄付を通じて、このような学びのある貴重な体験が実現しました。
能勢・豊能まちづくり様のあたたかいご支援に、心より感謝申し上げます。(YN)